エリート銘柄のビザ(VISA)の今後を予想

 どうも、投資し太郎です。

 

 ペイパルとあわせてもつ、アメリカ株がVISAです。

 実をいうと、全ての株の中でもっとも多く保有しているのがVISAです。

 

 少し前に決算を終えました。決して悪くない数値でしたが、多少下落しました。

 とはいっても、持ち直しの傾向もみられます。

 

 私がVISAを購入したのは、右肩上がりの綺麗なチャートを見たからです。これほど綺麗なチャートも珍しい。配当利回りは良いとは言えませんが、それでも増配を繰り返しており、ここ10年ほどで何倍にもなっております。

 

 更に調べてわかるのが圧倒的な営業利益率。一体、なんの冗談だと思えるくらい素晴らしい数値です。決済市場は世界的に拡大を見せてますので、今後の業績にも期待が持てます。

 もはや、買わない理由がないくらいの超エリート銘柄と言えるでしょう。

 不安材料としては、PER、PBRが高いこと。特にPBRは数値だけ見ればかなり高い数値となっています。ただ、これは成長銘柄の宿命ともいえます。今後の成長を見越して買いが入るわけですから、多少高くなっても仕方ありません。

 アマゾンなんて、見るとびっくりするくらいの数値になっています。いくら成長株でもアマゾンレベルになってくると、私のような素人は怖くて手がだせません。

 

 では、ライバル企業であるマスターカードはどうなんでしょうか。

 PER、PBR的にはマスターカードの方がよさそうです。チャートも綺麗な右肩上がり。しかし、私は迷わずVISAを購入しました。

 それは、圧倒的なシェアにあります。確かに、マスターカードのシェアは約26%で世界2位と言われています。それに対し、VISAのシェアは約58%と半数越え。

 クレジットカードというものの性質を考えると、規模がでかいほど利便性が上がると言えます。VISAを持っていれば、世界中でクレジットカードを利用できる。ひとまずはVISAは一枚持っておこう。そう考える人がほとんどでしょう。

 

 ちなみに国内シェアでもVISAがNO.1です。二位がJCB。三位がマスターカードです。マスターカードは日本では苦戦しているといえそうです。言われてみれば、マスターカードは筆者も一枚も持っていません。ほとんどVISAで時折JCBといった感じ。

 

 それでは、タイトルの通り、VISAの今後を予想していきたいと思います。

 右肩上がりは継続すると考えています。

 さすがにアマゾンほどの爆発力はないでしょうが、それでもVISAは毎年売り上げを伸ばしています。キャッシュレス化の流れもVISAにとっては追い風でしょう。シェアも50%程度でまだまだ拡大の余地があります。仮にシェアが伸びなくとも、市場が拡大すれば売り上げ・利益は伸びていくと考えられます。

 そして、何よりいえるビザの強みは、圧倒的な利益率です。いわば手数料商売であるVISAですから、大きな設備投資が不要のため、莫大なキャッシュフローを生み出してます。もはや、黙って寝ていても儲かるビジネスモデルと言っても過言ではないでしょう 増配を繰り替えしているものの、配当性向はまだまだ低いため増配の余地はあります。

 

 しかし、懸念事項もあります。それは、クレジット以外の決済サービスの拡大です。日本では、NANACOSUICAなどが拡大傾向にあります。手数料商売のVISAはクレジットカードを使ってもらってなんぼの商売ですが、それを他の決済に持ってかれてしまう可能性があります。クレジットカードと違いSUICAなどは、入金した分しか使えないため、紛失の際にもリスクが低減されます。

 さらに、アップルペイやラインペイなど様々な企業が電子決済に進出しており、決済市場の競争は激化しています。VISAもうかうかしているとシェアを大きく落としかねません。

 また、ビットコインを初めてする仮想通貨も恐ろしいところです。

 

 とまぁ、いくつか懸念事項を挙げてみましあが、それでも私はVISAはしばらくの間は右肩上がりと考えます。

 その理由は、競争が激化しているが市場も拡大していること。アップルペイが売り上げを伸ばしても、その分市場が広がればVISAにとって大きな痛手はありません。さらにいえば、既に圧倒的シェアを握るVISAを他企業は無視することができません。

 私ならば、VISAと戦うのではなく共存の道を探ります。すべての企業がそうするとは思いませんが、手を組もうとする企業も少なからずいるのではと思います。周りと手を組めば、競争激化で被る痛手よりも大きな利益も期待できます。

 

 それに、電子決済はまだ始まったばかり。人々の生活の一部となるのにはまだまだ時間がかかるでしょう。

 

 とまぁ、そんなわけで、大きな環境の変化がない限りはそう簡単にVISAの牙城は崩れない。増配傾向も揺るがないと思いますし、決算後に少し株価が落ちたとは言え、決して悪い株価じゃない。

 VISAについては中長期目線で、20%以上のリターンを目指していこうと考えています。

 

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