ペイパル株暴落中

 どうも、投資し太郎です。

 

 今日は持ち株の一つであるペイパル株について少し話したいと思います。

 平均取得単価:約84$(56株)です。

 はい、まず最近急に落ちてますね。おかげさまで遂にマイナス圏に突入しました。

 決算前に大幅に買いましたので単価が大幅に上がっております。決算いいんじゃないかと思って26株⇒56株と30株買いましたことで大幅に単価があがりました。

 そして結果はこう。決算前々は好調だったのですが、決算後に急落。

 なんかもう予想通りと言っちゃあ予想通りですね。私が買うと急落する。偶然なんでしょうけど、必然な気がしてしまう(笑)

 

 いいんです。これもまた予想の範囲内。今回は反省してません。少しギャンブルをしてみたくて決算前に買い増し。それが外れただけ。長期的な視線でどこかで買い増そうと思っていたので、ギャンブルと合わさって少し遊びました。

 ・・・はい、自分で書いていて思いますが、言い訳がましいので話を進めます。

 

 

 第2四半期の決算が悪かったのかというとそうでもない気がします、

 売り上げは前年同期比+23%の38.6億ドル これはコンセンサス予想を上回っています。

 EPSも0.58$とこれまた予想を上回る数値です。

 これを見る限りは、大きく予想を上回ったということはないが、まずまずの数値ではないだろうか。

 株価も上がらずとも現状維持となりそうなものだが、結果は散々。

 通期の見通しがあまりよくなさそうだからだろうか?(※詳しい数値は決算確認してください。私は「PAYPAL IR」で調べたら出てきました、英語ですが)

 私にはそれほど悪く見えないのだが、おそらくこの評価があまりよくないのではと思う。

 ペイパルのような高成長が見込まれる企業は現在の業績はもちろんのこと、今後の業績が非常に重要となってきます。少しでも成長性が落ちると思われたら株価も敏感に反応します。PER,PBRで見ると非常に割高ですが、これからの成長を考えれば簡単に割高とは言い切れません。

 今は高くても今後売り上げが上がれば、適正水準、そして割安水準になっていきます。その成長性を見込んで今の割高PER,PBRが維持されているわけです。ですので、その成長性に懐疑が生まれると、株価は下落圧力に押されることになるでしょう。

 

 さらに気になるのは、電子決済市場の競争が激化していることです。

 最近ではスクエア株が大人気です。中国のアリペイなどもよく耳にするようになりました。それほど、決済市場の競争が激化しています。

 競争が始まると決済手数料が引き下がる可能性が大いにあります。他の企業に打ち勝つために手数料を下げ顧客を呼び込む。その繰り返しで、収益力が弱まるという懸念も生まれるでしょう。

 

 とはいっても、ペイパルも無策ではありません。急成長するライバルに打ち勝つため、買収を進めております。規模的にも気になるのは、iZettleを22億ドルで買収だろう。iZettleは欧州のスクエアとも呼ばれています。ここにペイパルの覚悟のようなものを感じました。

 ペイパルは引き下がらずこのまま成長に向けた多くの手段を取っていくのだろう。

 そして、ペイパルはまだまだ成長していくと私は考えます。やはり、古参は強い。既に大きな収益を上げるペイパルは大胆な買収や研究開発を行えます。これはベンチャーには難しい最も大きな利点と言えるのではないでしょうか。

 また、圧倒的知名度があります。日本ではもうひと頑張りといったところですが、欧米、特に米国や英国では圧倒的な知名度があります。知名度は信頼でもあり、企業にとってかけがえのない存在です。困ったら有名企業の商品をついつい買ってしまう。

 何故なら有名企業の商品なら、おそらく最低限の品質が保証されていると思われるからだ。もちろん、実際に使ってみるまでそんな保証はないのだが、今までの経験からこの企業なら大丈夫との信頼がある。

 

 特に電子決済は直接お金に関わるものです。知名度のない、まだ信用できるかわからない企業の商品を使うのは悩ましいものです。それが結果としていくら良い商品でも、認知されなければ、信頼できると思われなければ商品は広がりません。

 ペイパルはその一番難しいところをクリアしていると言っていいでしょう。今後、新たな技術を世に出すとき、ペイパルなら使ってみるか、そう言ってもらえるほどの信頼度は勝ち得ているのではないでしょうか。

 あとは実際の商品の中身ですが、ペイパルは確かな技術を持っています。それは長く愛され使われてきたことが証明しています。

 そして、決済市場は急速に拡大しています。キャッシュレス化が日本でも叫ばれるようになりましたが、世界は既に日本の数歩先を進んでいます。今後も市場は拡大していくでしょう。そして、ペイパルも市場の成長に負けじと成長していくと思っています。

 

 とまぁ、以上のことからペイパルの株は長期的に見てしばらく持ち続ける予定です。株価も時が過ぎれば、また上向くと思っています。だって、今期の決算は悪くない。

 通期の見通しも私からみれば悪くない。なら、落ちるのはおかしい。これが私の考えだ。本当なら少し買い増したいところだが、もっと落ちる可能性も十分あるので、しばらくは様子見。

 

 ペイパル株はひとまず今年の末でいくらになっているのか?

 その時にこの株をどうするかを判断したいと思います。(ま、状況によっては売るかもしれないけどね)

 

(※免責事項)
本ブログの内容において、正当性を保証するものではありません。本ブログを利用して損失を被った場合でも一切の責任を負いませんのでご了承ください。期限付き内容を含でおり、ご自身で問題ないことを確認してください。投資は自身の判断と責任でお願いします。