セブン銀行(8410)を久々に購入しました

 こんにちは、投資し太郎です。

 

 初回にも書きました通り、私は投資で投資額を半分まで減らしたことがあります。

 金額を書くと60万円⇒30万円です

 ちなみに大学生の時でアベノミクス絶頂です。何故かボロ株に投資し一時は20%ほどプラスになるも大暴落。今となってはいい勉強になりました。

 

 そこで投資手法をかえ、少しづつ投資金額を増やしていきました。

 そんな30万のマイナスの半分以上を消し去ってくれたのがセブン銀行です。

 半年以上前の話なのであまり覚えていないのですが、確か100万円いかないいくらセブン銀行にぶっこんで(※一回ではなく買いあがりに近い感じだったと思います)、配当やキャピタルを含めて20万近くのプラスだったような、しかもNISA口座だったため、税金なし。ありがたやありがたや。

 

 そんなセブン銀行株を久々に見てみると、337円(7月26日時点)

 あれっ? 上がっているどころか下がっている。

 業績が悪化したのかと思いましたが、そういったわけでもないようです。

 配当予想は1株10円 

 決して悪い数字ではないようです。

 金融株は日銀の金融政策緩和の副作用の議論の検討をするのではとの思惑で上昇していたような。

 もしも、マイナス金利やめますとなれば、銀行株は更に上昇するかもしれません。

 まぁ、私はそういった思惑とか政策とかようわからんので、色を見せずに静観しておきます。

 

 とまぁ、金融株はここ最近でみれば上がっていると思っていたのに、どうもセブン銀行は大きな反応を見せていない様子。

 何故か?

 それは、よく言われるセブン銀行の特殊性にあるのだと思う。

 普通の銀行は金を貸して金利を取ることで儲ける。

 他にもいろいろと収益源はあるが、基本的に思い浮かべる流れは金を貸して儲けるだろう。

 しかし、セブン銀行はATM手数料で儲けています。

 セブン銀行のATMを誰かが使えば、使った分だけセブン銀行が儲かります。

ここで大事なのはセブン銀行に口座を開いている人だけでなく、メガバンクなど幅広い銀行のカードが使えるということです。

 三菱UFJ銀行でも、三井住友銀行でも、はたまたみずほ銀行の口座を持つ人でもセブン銀行のATMからお金を引き出すことができます。その時にかかるATM手数料の一部がセブン銀行の収入となります。

 

 セブンイレブンという全国各地にあり24時間あいているコンビニ。セブンイレブンが大きくなれば自然とセブン銀行のATMの数も増えていきます。さらにいえば、手数料収入が基本のため貸し倒れリスクがありません。

 そんな特殊なセブン銀行はマイナス金利の影響はさほど大きくありません。そのため、マイナス金利だろうがプラス金利だろうが、セブン銀行にとって大事ではないということと考えられます。

 

 そう考えることで、他の銀行株と違いここ最近株価が上がらなかったことは納得できました。では、なぜ株価が上がるどころか、私が売った後、低迷しているのか?

 業績は悪くないどころか、伸びているように見えます。配当もここ10年間をみてみれば増配傾向です。減配の話は聞いたことがありません。

 

 では、なぜ株価が低迷しているのか。

 キャッシュレス化

 この一言に尽きるのではないかと思っています。

 日本は現金大国、キャッシュレス化後進国と言われています。スーパーで買い物していても、現金で支払いをされる方が多くいます。商店街ではクレジットカードを使えない店も少なくありません。スマホ決済、QRコード決済etc...。なんじゃそれと思う人も少なくありません。

 

 世界的にキャッシュレス化はものすごい勢いで進んでいます。アップルペイ、ラインペイ、ペイパル、スクエアなどなど。

 フィンテックなどとも言われますが、決済革命はもはや宿命と言っても過言ではありません。遅れながら日本でもキャッシュレス化に向けた動きがでています。

 観光に力を入れている日本ですが、クレジットカードすら利用できない店がまだまだたくさんあります。外国人観光客からすると不便なわけです。2020年に東京オリンピックもあります。それまでにどれだけキャッシュレス化を進められるかが、日本の課題の一つとなっています。

 

 キャッシュレス化がいいか悪いかは別にしておきましょう。日本でキャッシュレス化が進まないのは、日本の紙幣は質が良く偽造しにくいからだ、とかなんとか言われることもありますし。

 ただ、一つ言えることは、キャッシュレス化が進めばセブン銀行は窮地に立たされる可能性が高いと思われています。

 ATM手数料が主な収益。現金が使われなくなれば当然、ATMの利用頻度も落ちます。さてさてどうしたものかと。国策に売りなしと言ったりするわけですが、そういう意味ではセブン銀行は国策に逆行しているのかも。

 

 程度の問題はあれどキャッシュレス化の波から日本は逃れることはできないでしょう。ただ、日本では現金が今後も活躍するとも思っています。

 中国のように急激に電子化することはないと考えます。

 一つは現金の信頼性です。これは円の信頼性という意味ではなく、先にも述べたように偽造しにくい技術です。何だかんだ言っても日本の紙幣技術は世界トップクラスです。そこの信頼は思いの他重要です。もしも銀行から引き出したお金が偽札だったらどうでしょうか。怖くて現金なんて持てません。本物であることが担保されている、これは現金が流通するうえで必要不可欠なものです。

 

 また、日本はIT後進国と言われるようになりました。まぁ、国や企業の動きを見てるとそりゃ仕方ないとしか言えませんが。

 つまり、日本人はITに関する知識が薄いです。もちろん私も。スマホ決済、それって安全なの? ハッキングされない?

 企業ですらハッキングされて個人情報流出なんてニュースが流れるわけです。個人だったらと思うと・・・。

 よくわからない電子決済よりも、確実な現金決済が好き。そう言い張る人が多くいたとしても不思議なことではありません。現金に対する以上な信頼は思いのほか根強いのではないでしょうか。

 

 そういった理由から完全ならキャッシュレス化はないと考えています。でも、現金の使用は減っていく、さすればセブン銀行の業績はおちる。

 本当にそうだろうか。

 メガバンクなどでは、自前のATMを減らす方向に動いています。コンビニにもATMが置かれ、キャッシュレス化も少しずつ進んでいます。今では多くの銀行にとってATMはお荷物になっています。

 そこで私が思い浮かべるのは、銀行は自前のATMを完全にやめ、セブン銀行など一部の銀行が持てばいいんじゃないかと。そもそも各銀行でATMを用意する理由もなければ、利便性もない。

 それならば、セブン銀行がすべてを取りまとめ、ATMはセブン銀行でいいんじゃないだろうか。現時点でも圧倒的な台数を管理し、経営モデルも完成しつつある。現金の利用が減った分、他の銀行のATMが減りセブン銀行が増える。

 

 今後、急激に成長するかはわかりませんが、言うほど業績が悪化することもないのではと思います。少なくともそこらの地銀よりは将来性があると思える。

 株価も340円、配当10円と考えれば、そろそろ割安感も見えてくる。ここから急落する可能性も低いだろう、かりに落ちても配当あるし5年も持てば元が取れるのではないかと思い購入を決意。

 ちなみに私は先週に338円で1000株購入しました。

  ある程度上がったら売ります。上がらない場合は、ゆっくり配当もらうことにします。

 ちなみに40万円は短期や長期と気にせず、気の向くままに日本株に投資しようと思っています。偶然にもこの前に三菱UFJ銀行を購入して+3万円でした。今43万円なり。

 まさか購入から3日で10%程儲かるなんて。ラッキーでした。

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