一旦手じまい!! 冷静さを取り戻したら買いなおそう

お久ぶりです。

なんだかんだで忙しくて久々の更新です。

 

題名のとおり、ほとんどの株を手じまいしました!!

あの、超絶有能銘柄VISAともいったんはおさらば!!

 

もちろん、VISAについては買い戻します。なんなら、売ったより多く買います。

というのも、今は高値を更新しているVISAですが、世界情勢のきな臭さには勝てない。

 

米中貿易戦争、ブレグジット、香港問題、日韓問題、ドイツ銀行・・・etc

今に始まったことではありませんが、あまりにも問題が多すぎる。しかも、最近の株が上がる理由が、問題の後退や利下げである。

 

指標が特別良いわけではない。大統領のツイート一つで上がり続ける相場はさすがに限界なのではと思ってしまいます。

 

といったものの、何をいまさらといったところでしょう。では、なぜ今になって(実際は7月末に)売ったのか。

それは、大統領選まで後1年ほどだからです。おまけに東京オリンピックも。

 

2020年は良くも悪くも転換期になると思っています。少なくとも日本は悪い方向へと完全にターンすることでしょう。

 

とまぁ、アメリカ・マレーシア株が主の私としては日本はいったんおいておきましょう。今議論とすべきは、米中戦争の行方、ブレグジット、香港問題でしょう。

米中戦争・香港問題は、中国の内政も大きいでしょうが、それと同じくらい、もしくはそれ以上にアメリカの動きが株式市場に影響を与えると思っています。

香港問題についても、アメリカ、言うなればトランプ大統領が大きく介入すれば、米中戦争は高度に複雑となると予想されます。

 

そして、本丸の米中戦争はもはやどちらも引くに引けないでしょう。トランプ大統領としては、ここで引いてしまえば次の大統領選に多大な影響が、中国はメンツを重んじるため、習近平国家主席が引くとも思えない。それに、中国としても大統領選があることを知っている。それなれば、一年待てばいい。

 

ただ、大統領もツイートしているように、次もトランプ大統領となればまたまたややこしくなるでしょう。

では、トランプ大統領が負けるとどうなるか? 米中戦争は簡単には終わらず、1年程度伸びたあとに、どこかで落としどころを見つけると思っています。すぐに合意してしまうと、アメリカの新大統領は逃げ腰ととられかねません。そうやすやすと合意できるものでもないと思います。もしかすると、逃げ腰と思わせないために更に強硬な姿勢を見せる可能性もあります。

それに、仮に米中戦争が収束したとしても、それは元に戻るだけです。アメリカの景気拡大を支えていた、トランプ大統領の大幅減税の効果は持続しません。さらなる減税に踏み切る!! 果たしてトランプ大統領以外にそんなことができる人物がいるのか?

 

減税しすぎると短期的によくても、長期的に国の収支を圧迫する可能性も考えられます。もちろん、逆に収支が改善されることもあります。どちらがいいかはわかりませんが、大規模な経済政策のツケはどこかでやってきます。

 

景気は拡大と減退を繰り返します。拡大期が大きければ減退も大きい。それはそう遠くない、つまりは大統領選前、もしくは大統領選後数年以内に起ると思っています。

 

そして、何気にややこしいブレグジットです。これは、ブレグジットそのものの影響もそうですが、それ以上にEUという体制が限界に近付いている予感です。まぁ、これはそれほど心配していませんが、それでもEUに大きな亀裂が入ったのは確か。今後、イギリスの離脱を見習って、同じ動きをする国がでてくる可能性はめちゃくちゃあります。まぁ、流石に数年スパンではないと思いますが。

 

それに、この一年は利下げが続くでしょう。つまり、円高が方向。円高が続けば、アメリカやマレーシア株が伸びようと収益は減ってしまう。

なので、ここは様子見。いったん冷静になって、大きく落ちなくても、買って大丈夫と思ったときに買います。暴落待ちではなく、自分自身が冷静になったら買います。今の状態ではなぜ株が上がっているのか、円高はどこまでいくか。

あまりに多すぎる問題に馬鹿な頭では処理しきれていません。

 

このまま綺麗に株が上がればある意味では損失というのかもしれませんが、かのウォーレンバフェットが言っていたように、投資の世界に見逃し三振はありません。ゆっくりと次の機会を見極めたいと思います。

 

ちなみに、最後になりますが、VISAの収益は+45万(約22%)と過去最高の利益でしたが、クラフトハインツ、JT購入の失敗、マレーシア株の大暴落などで、結局のところキャピタルゲインはプラスマイナスゼロ。配当で5万ほどのぷらす。だけど、FXで年始に10万以上損しているので結局マイナス。

 

一度冷静に、一からやりなおしたいと思います。