JT株で絶賛爆損中

はじめまして。

関西在住のアラサー独身・投資し太郎です。

投資を始めたのは20歳の誕生日から、一時は投資額が半分以下になるというようなこともありました。

反省し、投資手法を変えてからようやくプラスマイナスゼロとなりました。

 

というわけで、現在の持ち株であるJTを紹介。

日本株

JT日本たばこ産業) 約3600円(単元100株で約36万円)で購入し爆損中です。

1株配当150円(会社予想)と利回りは良いのですが、世の流れは禁煙・分煙

なかなか厳しい経営状況にあるわけです。国内は年々喫煙者の数が減っています。紙たばこで国内成長を狙うのは難しいでしょう。

 

しかし、JTはM&Aにて海外事業を拡大しております。インドネシアやフィリピンのたばこ会社の買収は記憶に新しいですね。

先進国では喫煙に対する規制が強くなっておりますが、発展途上国では未だに強い需要があります。海外に成長を見つける視点は間違っていないかと思います。

更にいえば、先進国では紙たばこの需要が大幅に低下傾向ではありますが、電子たばこという、新たな武器が広がりつつあります。

最も有名な電子たばこといえば、フィリップスモリスのアイコスでしょう。

アイコスは国内シェアナンバーワン、コンビニでも見かけるほどの人気ナンバーワン商品です。

 

電子たばこについて軽く説明しておきます。

加熱式たばことも言われるものですが、熱を加えてニコチンを発生させるたばこです。

つまり、紙たばこは葉っぱに火をつけてニコチンを発生させるので、煙が生じます。副流煙を周りが吸い込むことを受動喫煙と言いますが、これが社会的に大きな問題となっております。副流煙には有害物質を多く含み、たばこを吸わない人の健康を害します。

そこで登場したのが電子たばこです。火を使わないため煙が生じません。代わりに蒸気が発生します。

紙たばこと比べタールの発生量が少なく、電子たばこは健康被害を低減させたタバコとも言われることがあります。

 

まぁ、実際に電子たばこが紙たばこと比べて健康的かどうかは知りません(そこは専門家に任せておきましょう)が、紙たばこより良いものだよと宣伝されており、その認識が進みつつあるのは確かです。

 

その証拠に、みなさんの周りにも電子たばこユーザーが増えたことでしょう。町でも電子たばこの広告をよく見るようになりましたね。

 

そんな中でJTはプルームテックという電子たばこを販売しております。

アイコスと比べると知名度が低いわけですが、利用者は急激に増加しています。

少し前に、プルームテックの販売台数が7月時点で400万台突破とのうれしいニュースがありました。これにより、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)を抜き業界2位になったといわれているようです。

BATジャパンはグローを販売しているメーカーです。

 

現在の電子たばこ市場はこの3社の三つ巴となっておりますが、国内ではJTがアイコスを猛追しているところです。

電子たばこ市場は急拡大しており、これからもしばらくの間は拡大を続けると思われます。出遅れ感があるJTでしたが、ようやくプルームテックが実を結ぶ形となってきており、これからの活躍に期待がもてそうです。

 

とまぁ、長々と書いたわけですが、私が買ってからJTの株は暴落してます(笑)

いや、いいんです。これは想定の範囲内です(汗・・)

もう少し待って買えばよかったのは確かですが、そこは今後の糧にしておくとします。

 

では、なぜJTを購入したかを話しておきます。

私が購入したのは2017年の12月中旬くらい。

権利落ちの少し前です。つまり、現時点で2回の配当を受け取っております(※6月配当分の振り込みはまだですが)

JTは寡占企業であり、いきなり大きく業績を崩すとは考えていません。一番考えやすいのは毎年業績を悪くしていき、気付いたら・・・的なことでしょうか。

 

ですが、JTは言わずと知れた高配当企業です。業績が悪化しようと、配当が維持されれば株価はある一定水準にとどまると予想されます。

私としては5%を超える利回りになると、一旦そこで反転するのではと考えています。

つまり、最終的には3000円付近をウロチョロするのではと考えています。もちろん一時的には2500円くらいまで落ちるかもしれませんが、配当前になれば3000円付近にはいるのではと考えるのです。

 

私は3600円で購入しておりますので、3600-3000=600

一株の配当を150円と考えれば4年でプラスマイナスゼロです(※税金はここでは考慮しません)

 

4年間~5年間配当を維持できるかが焦点となりますが、私はできると思っています。その理由としては、

寡占的企業で急激な業績低下がない、財務状況も安定しているからです。さらに言えば、ここ数年増配傾向です。

3000円の株価を維持できるかももう一つの焦点ですが、これも大丈夫だと思っています。

まず、有名企業であり株価が下がれば割安感が広がり買われやすい、株主優待があり、高配当のためNISA等での長期ホルダーを期待できると考えるからです。

 

まぁ、3000円を割ることもあれば3000円を超えることも考えられます。もし、3600円まで株価が戻るならば一旦売って、再度購入しなおすかもしれません。

というか、購入しないかもしれないけど。

 

少し気がかりなのが、財務省の存在です。JT筆頭株主財務大臣です。所有割合は約3割。日本の財政が悪化していく中、JT株を財務大臣が手放したら株価はどうなってしまうことやら。何年か前にも財務省JT株を売却するかもといったニュースが流れました。またいつ、そんなニュースが流れるかわかりません。

ただ、短期的にみればマイナスかもしれませんが、長期的にみればいらぬしがらみがなくなって、経営がしやすくなるかもしれません。

 

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